多摩サービス補助施設

2002年8月中旬散策

現在は多摩サービス補助施設と呼ばれ、米軍用のキャンプ場や乗馬などのレクリエーション施設 となっていますが、つい昔は米軍多摩弾薬庫、さらにさきの大戦時には旧日本陸軍の多摩火薬製 造所でした。半世紀以上前から軍事色の濃い地域でしたが、今や稲城市の中では最も大きな緑地 面積を誇るのではないかと思います。
サト地ではありませんが、8月の暑い夏にこの地を散策しました。


片側二車線になった川崎街道 大丸の山々を突き抜け、多摩市連光寺へ抜ける川崎街道。交通量が多く、 途中横道がないのでよく渋滞していたが、つい最近片側二車線道路となった。

今も残る煙突 入り口

稲城市立病院を抜けるとヤマの合い間に煙突が見えてくる。多摩火薬製造所の時代に建てられた ものだとするともう60年近く昔のものだ。
後日撮影した多摩サービス補助施設の入り口。看板には「Tama Hills Recreation Center」と書 かれている。通期の入場は無理だが当日は「稲城フェスティバル」が開催されていて一般開放日 である。

稲城フェスティバル会場 稲城フェスティバルの会場。手前は乗馬場。プログラムを見ると高校生が ライブ中だった。後日、田村直美が出演していたのを知って悔やむ自分・・・。

少し歩くと小さな大丸谷戸川を渡る。この河川は不思議なもので JR南武線の南多摩駅のそばで大丸の用水と合流することなく用水の上を陸橋で流れている。 たぶん用水が本来の機能を必要としていた時代に水争いを避けるためだと思うが、用水の上を 用水が流れているのは不思議な光景であり、時代を感じる。 大丸谷戸川

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